注目の名古屋市長選挙、当選の決め手は巨大な金玉だった

名古屋市長選挙の熱き戦いは河村たかし氏の当選で終わった。しかし大村愛知県知事との戦いは終わらない。
当選したのは現職の河村たかし氏。当確前から河村事務所はカオスだった。(撮影/畠山理仁)当確前にひと言、「でっか…

当確前にひと言、「でっかいキンタ◯〜!」
 4月25日(日)、19時30分すぎ。
 私は投開票日を迎えた名古屋市長選挙の候補者・河村たかし氏の事務所前にいた。この時点では、まだ市内の投票所で投票が続いていた。しかし、事務所隣の空き地には20脚ほどの丸椅子が置かれ、すでに支援者とみられる人たちが10人ほど座っていた。
 空席の上にはアルコールが置かれていた。消毒用のアルコールではない。缶入りの「サントリースペシャルリザーブ&ウォーター」で自席を確保している人がいた。おしゃべりをしている人たちの中には、ほろ酔い気分としか思えないテンションの人もいた。

 いま、新型コロナ禍で「密を避ける」という言葉が当たり前になっている。しかし、河村事務所前だけは別だった。座っている人たちはマスクをつけてはいるが、ワイワイ、ガヤガヤとした雰囲気でおしゃべりを続けている。どこからか椅子を持ってきて隙間に詰める。マスクを付けていないカップルも近くに様子を観にやってきた。パジャマ姿であらわれたすっぴんの女性もいた。
 世の中にはいろんな人がいる。誰もが一票を持っている。河村たかし事務所前からは、選挙が「みんなのまつり」だということがよく伝わってきた。

 この時点では、まだ投票箱は閉まっていない。だから選挙結果の「当確」はどのメディアも出していない。各メディアが「当確」を打つとすれば、どんなに早くても投票箱が閉まった20時すぎだ。各メディアが行う事務所からの生中継も、有権者の投票行動に影響を与えないよう、投票箱が閉まるまでは始まらない。
 もし、河村氏が圧勝していれば、20時ちょうどに「当確」を打つ「ゼロ打ち」の瞬間に立ち会える。集まった報道陣はその瞬間を撮り逃がさないよう、しきりに会場の支援者たちにカメラを向けていた。

「まだ当確出んかな〜?」
「何時頃出るかな〜?」

 口々にそう言って結果を待つ支援者に、報道陣のカメラは何度もピントを合わせていた。
 19時57分──。あと3分で投票箱が閉まるというとき、会場に大きな変化があった。事務所前の道路に停められたステージカーに一番近い、前列ど真ん中に座る72歳の男性が、突然、「待ちきれん!」と言って、勝手に両手を挙げて叫んだのだ。

「バンザ〜イ!」

 報道陣に緊張が走り、一斉に男性にカメラを向ける。これは予行演習なのか? それとも本番なのか?
 その場にいた全員が微妙な時間に戸惑っていると、男性はさらに大きな声でこう続けた。

「でっかいキンタ◯〜!」

読んだけど結局でっかい金玉が気になって分からなかったよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました